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インテリアに迷ったら。まず知っておきたい「美しさの基本」

目次
「自分らしいインテリアで、居心地のいい空間をつくってみたい」
そう考えておられる方にこそ、ぜひ知っておいていただきたいインテリアの基本ルールがあります。
空間にちょっとした気配りがされていることがわかると、もちろん訪れる人にとってもその部屋全体がぐっと魅力的に映ります。
今回は、「洗練された暮らし」を目指す方へ、5つの大切なポイントをご紹介します。
Point 1:テイストの統一は美しさの基本

お気に入りのアイテムに囲まれて暮らすのは、心がとても豊かになりますね。
でも、インテリアの場合、それだけでは少し足りないのです。
大切なのは、全体の「統一感」。
モダン、北欧、クラシック、和モダン……スタイルをひとつ決めるだけで、お部屋の完成度はぐんと高まります。
たとえば、落ち着いた和モダンの部屋に、アイアンフレームの照明。
上手に合わせると意外性がありセンスがあるな、となりますが、たいていの場合、「なんか違う」と落ち着かない感じになることがあります。
それでまず考えてみることは、「この部屋をどんな雰囲気にしたいか?」。
方向性が見えてくると、家具選びや小物のコーディネートもずっと楽になります。
Point 2:素材選びで「格」が変わる

インテリアを格上げしたいなら、注目したいのが「素材感」です。
見た目が似ていても、上質なものとそうでないものとでは、触ったときの感触、光を受けたときの質感には、驚くほどの差が出るものです。
天然木のテーブル、大理石のカウンター、リネンのカーテンといったような「本物の素材」は、使い込むほどに深みが出て、プラスチックや合皮のアイテムにはない、「経年の美しさ」が醸し出されます。
たくさん持つのではなく、「選び抜いたひとつ」を置く。 そんな考え方が、インテリアに余裕と品格を与えてくれるのです。
Point 3:カーテンは、部屋の「額縁」

意外と見落とされがちですが、カーテンは部屋のイメージを決める、大切な存在です。
額縁が絵を引き立てるように、カーテンも部屋全体を美しく魅せてくれます。
特に、天井から床まで届くたっぷりとした丈のドレープカーテンは、空間に高さと広がりを作り出します。
丁寧に縫製加工がされたカーテンは、閉めたときはもちろん、開けているときも美しいドレープを保ちます。
特にリビングや寝室のように、長く時間を過ごす場所では、カーテンの上質さが居心地を左右します。
Point 4:照明でつくる、空間の「雰囲気」

部屋の雰囲気を左右するもの、それは「光」です。
天井の照明だけでなく、間接照明やスポットライトを加えてみましょう。
それだけで、部屋に奥行きと表情が生まれます。
読書のためのフロアランプ、アートを引き立てるスポットライト、夜のリラックスタイムに灯す小さなテーブルランプ。
シーンに応じた光を選ぶことで、同じ部屋がまったく違った顔を見せてくれます。
照明は、インテリアの「最後の仕上げ」。
だからこそ、丁寧に選びたいアイテムなのです。
Point 5:あえて「余白」をつくる美意識

たくさんのモノに囲まれた暮らしは、実家にいるような安心感がありますが、情報が多すぎると、目も心も疲れてしまいます。
インテリアにおいて「上級者」と言われる方ほど、実は「何も置かない空間」を大切にしています。余白があると、本当に見せたいものが、自然と引き立ってくるのです。
もちろん、家族が多いと「モノを減らすなんて無理」という方もいるかもしれません。
その場合は、「見せる部分」と「しまう部分」をきちんと分けるのがコツです。
小さな気配りの積み重ねがとっておきを作る
インテリアに「正解」はありません。
けれど、小さな気配りや選び方の工夫で、住まいは驚くほど変わります。
ぜひ、無理のないところから取り入れてみてください。
小さな気配りの積み重ねが、あなただけの「とっておきのインテリア」をつくり出し、そこで過ごす時間を豊かなものにするはずです。
この記事が、みなさまの理想のお部屋づくりへのささやかなヒントとなれば幸いです。
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